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2010年3月24日 17:14
随分と高校教育者の質も落ちたものです。通知票を紛失したとか、学校内に盗撮カメラを設置したとか、教師個人の範囲にとどまる失態ならまだしも、今回の選抜高校野球の開星高校の監督のコメントは、失望感が大きい。
「全国で恥をかいた。末代までの恥。」「やめたい。腹を切りたい。」「もう野球をやめたい。こんな恥をかくことは二度としたくない。」
こんな発言が、教育の一貫として存在する高校野球の監督の口から出るとは、教育者としての資質を疑ってしまいます。新聞では、「敗戦直後の冷静さを欠く気持ちはよく判る。」と擁護する記述を目にしますが、それもいかがなものか・・・・。
選手生徒のための高校野球であって、監督は単なる裏方です。生徒たちの敗戦を監督が末代の恥と感じるのは、自分の選手を誇りと思っていないからなのか、若しくは自分の名誉のための高校野球なのか。
さらに、謝罪会見に臨んだ服装もいかがなものか。周りに誰か注意する人は居なかったのだろうか。
たとえ選抜であっても、甲子園に出場できない高校野球の生徒達が、どれほどの数存在するかを、出場高校の監督は常に認識していなくてはいけません。
自分の長男も甲子園を目指した球児だったが、甲子園への夢は叶わなかった。3年最後の夏の予選ベスト8で敗退した試合を観戦したが、いやー、「いいもの」を見せてもらったと率直に感動しました。指導者たる監督に感謝でした。勝負事には必ず敗者が存在する。負ける事を恥じと思う必要は全くない。
教育者はその学校の生徒だけの教育者にあらず、日本全国の生徒の教育者でなくてはならないのに・・・。とても残念。
2010/03/24 ky
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