税理士法人山中税務会計事務所

時々日記

続「沈まぬ太陽」に期待・・・・

2010年1月21日 09:51

 日本航空は、1月18日東京地裁に会社更正法の適用を申請しました。事実上の倒産、100%減資で株は無価値に。今後は、公的管理下で3年内の再建を目指ことになります。

 日本航空の設立は1951年です。私が生まれるた年の6年前に過ぎないので社歴は以外に短い。それでも憧れの企業であり、高度成長のシンボルでした。

 クリスマスにもらったブリキの飛行機を今でもよく覚えている。機体の胴体に電池を入れスイッチを入れると、両側の翼のジェットエンジンが、赤く点滅し、ゴムタイヤで自走する。尾翼には勿論JALのシンボル赤鶴が。私が幼稚園の頃の、あの時代のタイムリーな贈り物だった。


 小学校一年生の時、同級生が福岡に転校していった。名前は「荒真(アラマコト)」君。目がくっきりした美少年で人気者。仲良しだったので、転校後すぐに葉書を出した。そして返事は、雲の上を飛ぶ日本航空のジェット機の写真絵葉書。文面よりも、そのジェット機を見て、彼はこれで遠くまで飛んでいったんだと・・・。遠くに行った友達も、ジェット機も、当時の私には遠い存在だった。


 実際、私が小学生の時は、羽田空港に行くことが社会科見学だった。それくらい、一般家庭の子供達にとって飛行機とは遠くて憧れの存在だったのだ。

 その当時から40年経過して、日本航空の事実上の倒産という事態は、ショックです。昨年公開された渡邊謙主演の映画「沈まぬ太陽」をみていると、政治家・官僚との癒着、複雑な労働組合等日本航空の体質が判る。

 映画における石坂浩二役が、御巣鷹山墜落事故で苦境に陥った日本航空を再建するために、中曽根総理が送り込んだ鐘紡の伊藤淳二氏。


 1月20日の日経新聞4面「日航更正法申請ドキュメント」は、映画かドラマのようなスリリングな実話ストーリーで興味深かった。「沈まぬ太陽」の続編が可能と思いました。


 最高経営責任者として送り込まれる京セラの稲盛和夫氏は、年明け早々に辞任した藤井財務大臣と同じ77才。主役としては魅力に欠けるが、最後まで勤めきってハッピーエンドなシナリオにして頂きたいと願うばかりです。

2010/01/20 ky