税理士法人山中税務会計事務所

時々日記

災害復興街づくり

2018年7月12日 08:08

20180712080853-dairy.jpeg 東京都庁にて開催された復興街づくりシンポジウムに、7月10日に出席した。首都圏直下型地震に襲われた後、どのように街の再建をするかを検討す「災害復興街づくり支援機構」が主催するもので、東京税理士会はその正式メンバーになっている。税理士が関われるのは、過去東北や熊本で行った様な被災者に対する無料相談くらいしかないと思っていたが...。日経新聞を読んでハッと思った。「国税庁は、7月10日の納期特例及び今月末の所得税分納の納期限の延長の検討を始めた。」今までであれば、災害が起こるとその都度特例法を制定し対処してきたが、平成29年税制改正によりこの納期限延長や法人の災害損失繰戻還付は、それぞれ個別法に規定されることとなり、被災者の納税環境整備が図られた。この改正を建議、要望し、実現に導いたのは税理士会であった。もっと大きな見地からも、被災者支援は可能なのだと再認識した次第です。さて、この会場で高岡弁護士と一緒になったのはちょっとビックリ。大学の同級生の前での挨拶はやりにくかった(・・;)