税理士法人山中税務会計事務所

時々日記

世間体とモラル

2009年3月14日 23:00

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 先日、JR中央線のある駅でチョット眉をひそめる光景を目にしました。

日曜日の午後、ホームでは沢山の人が電車を待っていました。私の横には、買い物を終え帰宅の途中らしき40代の女性が立っていました。

その女性は、買い物の袋から包装された箱を取り出し、その包装紙をはがし箱の中から何か食べ物を取り出しました。大判焼きでした。

周囲を気にせず口にパクリ。銜えたままの状態で、包装紙を包み直して箱を買い物袋に戻しました。その間1分以上今川焼きは女性の口に挟まったままです。見るに耐えない光景でした。

ハンバーグやアイスクリームを歩きながら食べる光景は当たり前になりました。しかし,大人が駅のホームで立ったまま食べ物を食するのは、いかがなものでしょう。

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昔なら「世間体を気にしなさい!」と親に注意されたことでしょう。「世間体を気にする。」とい言葉を、小心者で個性に欠けるという、良くないイメージに解釈する風潮があります。しかし、私にとっては「世間体」は、モラル保持の大切なブレーキ役だと思っています。

 電車に乗り込むとその女性は、わずかに空いた席めざして突進し、座るとすぐに大判焼きを食べ始めたのでした・・・・。