税理士法人山中税務会計事務所

時々日記

ワークからライフ

2014年5月18日 21:46

久し振りに、村上龍の小説を読んだ。
「55歳からのハローライフ」。
NHKでもドラマ化されるらしい。







私も含め働き者の日本人は、60歳定年までは、ワーク優先で生活をするのが大半。
若い頃からライフを優先する生活には、憧れはあるものの不安のほうが大きい。

この中篇5作品に登場する主人公は、男であったり女であったり、富裕層であったり貧困層であったり、様々です。
でも、50年間以上生きて来た人生を、様々な出来事を契機に振り返ることで、これから先のライフをどのように送るかを考えると云うことで共通しています。

今月は私自身の誕生月で、57歳になった。
「50代半ば」が「50代後半」に変わる年齢だ。
ひと昔前の会社勤めなら、定年退職後を考える時期でもあります。
税理士と云う仕事柄、定年は無いが、いつ何が起きても不思議では無い。
多忙な毎日で忘れがちな、これから先のライフを考えるきっかけになる一冊です。

最後の作品の「トラベルヘルパー」の舞台が、西武新宿線の小平駅周辺というのが偶然でもある。
気の利いた喫茶店あるんだけど、小平駅には...。と云ってあげたい!

2014/05/18 ky Blog Press
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