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2009年7月 7日 16:34
7月5日の日曜日の夜、全英テニスの男子決勝が行われました。ロジャー・フェデラー対アンディ・ロディックの顔合わせでした。
大方の予想を裏切り、ロディックが善戦というより、ほぼ互角の戦いで、7-5,6-7,6-7,6-3,14-16のフルセット末破れました。以前の彼とは別人で、感情を上手にコントロールして安定したプレイで戦い抜きました。あれだけ高速サーブを打ちながら、ファーストサーブの確率70%というのは驚異です。
この試合時間は、4時間18分だったそうです。久しぶりに最後まで、つまり午前2時半まで、テレビ観戦してしまい、税理士試験の受験時代のウィンブルドンを思い出しました。
税理士試験の受験生にとってこの時期は、きわめて重要な時期なのですが、テニス好きの受験生でこの試合を最後まで観戦した人は多いのではないでしょうか。それは、
80年のボルグ対マッケンロー戦です。1-6,7-5,6-3,6-7(16-18),8-6でボルグが5連覇を果たした試合です。初めて知りましたが、この試合が日本で初めて生放送されたテニスのグランドスラムの試合なのだそうです。
当時は、マッケンローは「異端児」と揶揄されましたが、彼のコートでのマナーも、新鮮な驚きで観戦者を虜にしました。コート上でのマナーや審判とのやり取りなど、今の試合にない魅力がありました。
確かに、2009年全英男子決勝は過去最長時間の死闘と語り継がれるでしょうが、最高の試合とは言えないでしょう。技術は、道具や体力の進化により優れているでしょうが、見るものが楽しめるという点では、80年決勝には及ばないでしょう。これって、当時の選手の個性との差ではないでしょうか。
さっそく、80年決勝のDVDを注文してしまいました・・・・。
2009/07/07 ky
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