【営業時間】
8:30-17:00 土日定休
2012年4月23日 20:47
2月から4月までの毎週土曜日、東京税理士会の研修プログラムに参加しました。
ガッツリ、スキーシーズンと重なりスキーは、震災の昨年に引き続き中途半端になってしまいました。
しかし、若い税理士の仲間も出来たし、これからの業界を改めて考える良い機会になりました。
会長から直接頂いた、修了証。
確定申告の期間と重なりましたが、95%と言う高い出席率でした。
私も初日の欠席以外は、皆勤でした。
最終日の講義は、租税法の重鎮「金子宏先生」の租税法の講義でした。
その他、かなり著名な方々の講義でした。
しかし、参加者が勤勉に通った理由は、講義のネームバリューではなく、従来型とは異なる講義形式だったからだと私は感じます。
胆は、講義の後のグループワークでした。自分自身で考え他の税理士と意見交換をして、それをまとめ上げ一つの提案にする。こんな作業は研修では勿論、実務でも経験したことがありませんでした。今回参加者の平均年齢44歳なので、若い税理士達の考え方に接するのは、とても新鮮な体験でした。
そして、私自身として一番の収穫は、この先の税理士業界を次世代に引き継ぐ事を可能にするのは、税理士法改正により無償独占を堅持する事では無いと言う事に気が付いたことです。
今回の第一回講義の日経連の阿部泰久氏、そして閉校式に挨拶をした税務学会副学長多田雄司氏が語った事が正道です。個々の税理士が、専門家としての勉強を重ね「さすが税理士!税務は税理士に頼むに限る。」と国民に納得させることです。そうすれば、規制改革、TPPはなんのその、弁護士も公認会計士も、恐るに足ず。
自分の立位置が、会務役員にどっぷり浸かってしまうと国民目線の当り前の事を見失いがちになりそうでした......。
2012/04/22 KY
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