税理士法人山中税務会計事務所

時々日記

租税教育活動

2009年6月23日 17:14

東京税理士会では、社会貢献活動のひとつとして租税教育に取り組んでいます。私が所属する東村山支部でも数年前から租税教育特別委員会を中心に活動しています。

他支部の租税教育の見学、税務署の派遣授業の見学、本会の研修会の参加を重ね、独自の活動が確立しつつあります。40分から50分の短い時間での一方通行の授業では限界があります。一緒に考えそして発言する双方向の税理士の立場からの授業が、私たちの求めるものです。

6月20日と6月23日に、租税教室に参加しました。

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6月20日は、東村山6中の「地域に学ぶ」でした。過去数回租税教室を開催しています。40分の授業時間を2コマいただき、なるべく生徒に考えかつ発言の場を提供する授業になるよう工夫しています。過去はビデオ、クイズ、ディスカッションの方式でしたが、本年は「家庭の財布と国の財布」の授業とディスカッションで新しい試みをしてみました。

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6月23日は、柳沢中学校の「職場体験」の受け入れでした。午前9:30から午後3:00までの長時間です。従って、生徒が飽きないように工夫をしています。「税金クイズ」や「税金のある国ない国ゲーム」など、独自のツールで、楽しみながら税金について学び、かつ職業としての税理士の理解を深めてもらうようにしています。

私自身、税金についての教育を受けることなく成人してしまいました。中学生の頃から少しでも税金を意識してもらい生活していくことは、とても大切なこです。税金は「取られる」のではなく「納める」のだという意識を一人でも多くの子供たちが持ってくれればと願います。

2009/06/23 ky