税理士法人山中税務会計事務所

時々日記

ブナ、春蝉そして・・・南林間

2011年6月14日 16:04

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                                 先週末は、沼田市の玉原高原にハイキングに出かけました。

ブナ林と熊笹の中から鹿俣山さらに湿原へと、歩行時間約4時間のコース。 

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 途中に何本も見た、立ち枯れのブナの木。

 自宅に戻って調べて判ったのですが、ブナは成長するに従い、根から毒素を出すので、一定の範囲に一番元気なブナだけが残り、他のブナは衰弱して枯れてしまうのだそうです。

 自然界の生き残りのための摂理なのです。

 ブナ林の中は、うるさいほど虫が鳴いていました。 

 

 それは、写真下の「春蝉」。

 本当に大音量(たぶん固体数が膨大)でうるさくて、耳が慣れるまで一苦労。

 写真下左が抜け殻、右がたまたま葉っぱに居た成虫。

 ある程度の規模の林にしか生息せず、林から外に出ることがなく市街地では、遭遇しないそうで  

 す。

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 玉原高原のスキー場ゲレンデから見た谷川岳。

 震災以来、初めて自然を楽しみました。

 生物や植物は、震災・原発事故など関係なく、ただ黙々と自らの生き方を貫くだけで、羨ましい・・・。

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  週末明けの月曜日は、相続税の打ち合わせで3ヶ月ぶりの、「南林間」へ。

 私にとっては、3.11を体験した地。

 ちょっと、心がドキドキ、正常心でなくなってしまった。

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  仕事終了後、3.11の当日お世話になった居酒屋「大倉山」さんに立ち寄る。

 隣りの白いビルが、泊まりそこねたビジネスホテル。もちろん、今日は泊まる必要もないが。

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おじさんが座っているカウンターの席で、

あの日は、テレビで情報収集しました。

まだ、被害の全容など知る道理もなく、ただ不安だった一夜を思い出します。

そして、あの日以前に戻れればなどと考えてしまう。

2011/06/14 ky