【営業時間】
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2011年5月10日 19:19
東日本大震災があったので、なかなか映画館に通えませんでしたが、5月1日に今年最初の映画を鑑賞してきました。
毎月1日は、日曜日にもかかかわらず、映画が1000円で鑑賞できるラッキーな日でした。
従って、それなりの混雑。
「阪急電車」が2011年一本目の映画になりました。
原作は有川浩(アリカワヒロ/女性作家です。)の小説になります。
書籍は今年初めの志賀高原スキーへ行く途中のバスや電車の移動中に読み終えていました。
その後、この作家の作品、「塩の街」「レインツリーの国」「クジラの彼氏」と読んでいきました。
作家は、なぜか「国防」に詳しい。
自衛隊オタクかも知れない。
さてさて「阪急電車」ですが・・・、書籍で読んだのは3.11以前でした。
わずかな移動空間に様々な人間模様が絡み合いとてもエンターテイメントに富んだ小説だと感じました。きっと映画も娯楽的な作品としてそれなりの評価をされるのだろう・・。
しかし、被災後に「阪急電鉄」を画像として観て感じたことは、この先の我が国に必要なのは、「他人様のおせっかい」なのかも知れないと感じた。
映画で初めて孫と一緒に電車に乗る宮本信子が演じるおばあさんが最初に見せる困惑した表情が印象的でした。
車内の乗客のほとんどが携帯電話に夢中で、周囲の乗客には無関心、そんんな今では当たり前となってしまった光景は、昔の日本人とは異質の人々に進化(?)してしまったのではないか・・・・。
今、この国は間違えなく「有事」であります。私の両親ですら体験したことのない関東大震災や第二次世界戦争に勝るとも劣らない、東日本大震災と福島原発事故に直面しているのです。
被災された同じ国の人々に対して弔意を感じることも大切ですが、普段の生活の中で接する人々に対して、少し「気遣い」をしてあげることが無くなって来ているのではないでしょうか?
こんな時だからなおさらに。そして、この時を捉えて「国を変える良いきっかけ」とよく耳にしますが、それは、人々が生き方を考え直すことに他ならないと感じます・・・。
2011/05/10 ky
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