税理士法人山中税務会計事務所

時々日記

35年前の言葉と都民投票。

2011年12月14日 13:55

東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故によって、日本の未来や若い世代の事を思うと私達は原発について真剣に向き合う必要があるのでは・・・。


 今回の原発事故が発生した時、私は目白にあった「ロゴス」という英語学校で35年前に出会った青山さんの顔と言葉を思い出した。


 ある日彼のアパートに招かれ目にしたのは、沢山の専門書籍に囲まれたいかにも東大生という部屋でした。彼の研究対象は原子力でした。


 青山さんは私に言いました。
「人間の力では処理できないものを研究しているんだ。」
そして
「絶対安全とは言えず人類にとってこんな危険なものはない。」とも。

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写真左は、朝日新聞の電子版(iPad)。

国の存亡に関する重大な判断を、政治家、官僚、電力会社に任せきりでいいのだろうかと疑問に思っていたら、
ちょうど原発住民投票の著名集めの記事が新聞に。

私は個人的には、原発全廃すべきと考えます。
今回の署名は、「原発反対」の署名でなく原発の是非を「自分達で決めよう」という署名です。

 地方自治法では、有権者の50分の1以上(東京都は214,236名)の署名があれば、条例を設けるよう知事に直接請求ができます。

 その先議会で可決されなければ条例公布に至らないので、ハードルは高くさらに遠い感じ。

 しかし、ひとりひとりがアクション起こさなくては、何も始まらない。私ははさっそく、昨日会合に行く途中新宿下車して署名して来ました。

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さらに受任者にもなり、自分が住む新宿区の署名を集めることにしました。


「原発都民投票」。

 正式には「東京電力管内の原子力発電所の稼動に関する東京都民投票条例の制定」を求める運動です。

署名場所、スケジュールに興味のある方は、→http://kokumintohyo.com/branch/archives/91

(「原発国民投票」で検索)

2011/12/14 ky