税理士法人山中税務会計事務所

ブレイク

S&G Old Frends Tourと音楽室

2009年7月15日 15:34

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7月11日、サイモン&ガーファンクルの「Old Frends Tour」コンサートに行きました。東京ドームなので、音質は良くありませんでしたが、やはり本物の生演奏に感動しました。


アート・ガーファンクルの独特の透明感がありながら掠れる声。ポール・サイモンの目立たないけど、隠し味の効いた確実なアコギのプレー。そして、なによりもいつまでも新鮮さを失わない2声のハーモニーによる楽曲のすばらしさ。


 再来年彼らは、70歳。もしかしたらこれが最後の機会かも知れないと思うと「明日に架ける橋」の演奏では、涙ぐんでしまった。そして、中学生の頃の音楽室を思い出しました。

 

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 思えば、音楽と無縁の私を音楽と結びつけてくれたのは、この曲でした。私は中学時代は野球部。二年生の野球部の先輩で坊主頭の朝倉さんという先輩が、誰もいない音楽室でこの曲を弾いているのを聴いたのは、ショックな出来事でした。ラジオやレコードを通してしか聴いたことない音楽を生の演奏で聴くということは、鳥肌がたつ程の驚きでした。今、聴いたら上手ではないかも知れないが、当時は本当に驚きでした。


 それから、昼休みや野球の練習のない放課後に音楽室に通うようになりました。中学校の音楽室には、ピアノは当然でしたが、クラッシックギターもありました。もう一人の野球部の先輩がギターを弾き、朝倉先輩がピアノの演奏する。それに憧れ音楽室に何度も通いました。そして、そこで初めてギターという楽器を手にしたのです。


 親に何度となく、ギターが欲しいと頼みました。そして、ようやく買ってもらったギター。当時、西武新宿駅前にあった黒沢楽器店で販売していた9800円の無名のフォークギター。嬉しくて嬉しくて、野球の練習から帰って何時間も弾いてました。とは言っても明星もしくは平凡の付録の歌本で、コードを弾くだけだったのですが・・・。

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 初めて買った楽譜集は、サイモン&ガーファンクルでした。タブ譜もなく五線譜の上にコードがふってあるだけ。ただコードを弾く、それだけで満足でした。
 1972年に「グレイテストヒッツ」のアルバムが発表されました。そして写真のこの楽譜を高校生になっていた私は購入しました。価格が600円!先日の演奏会で弾いた「スカボロフェア」の楽譜はここからコピーしています。
 

 私は、様々な事をきっかとして、数年前からギターを再び弾くことになったけど、朝倉先輩は今でもピアノを弾くことがあるのだろうか・・・・。

2009/07/15ky