税理士法人山中税務会計事務所

ブレイク

奇妙な小説「鳩の退治法」

2018年9月 3日 20:34

20180903203949-break.jpeg ようやく、読み終わった〜!と言った感じ。第157回直木賞受賞作「月の満ち欠け」をちょうど一年前に読んで以来、佐藤正午の作品を読んでみたいと思ってた。この「鳩の撃退法」は 、新幹線でスキーに行く時に上野駅で購入。以来なかなか機会が無くて読み始めたのは6月。その後は、監査や総会で移動中は資料の確認で、小説を読んでる余裕もなかった。さすがの表現力に凝った構成。作家が読者に問いかけ、物語の中ではその小説家が登場し、ストーリー上は脇役のはずのそ作家が、じつはこの本の主人公であると言う、奇妙なプロット。記述の順番も複雑で、こんな小説は過去に読んだことない。もう一度、頭を整理して読み直してみたい作品です。次は、少しシンプルな物語を読みたい(・・;)