税理士法人山中税務会計事務所

ブレイク

ノンフィクションが面白い(^^)

2015年11月 8日 14:44

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大崎善生の「赦す人/団鬼六伝」を読んだ。
読書仲間からは、大崎善生なら恋愛3部作をと、勧められていたが...。
彼のノンフィクションの「聖の青春」と「将棋の子」が、素晴らしく、どうも恋愛ものに手が伸びないでいた。
そんな中、本屋で見つけたこの本。
団鬼六(SM作家で有名)の伝記なので、ノンフィクション。
繰り返しの箇所が多くて気になるけど、退屈する事なく一気に読めてしまう。
今回も札幌と仙台の移動中で読んだ。

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この本、団鬼六の波乱万丈の人生が面白いのも良いのだが、書中で沢山読みたくなる本の紹介がある。
とりあえず買ったのが、この写真の3冊。
「不貞の季節」は、団鬼六のSM作品だが長年SM作品を断筆し、後に純文学の作品の評価を得てから描いたもの。不倫で別れた妻を描いたとも言われている。
「真剣師/小池重明」も団鬼六の作品。この作品を今読み始めた。
プロになれない、賭け将棋師の伝記。勿論実在人物なので、ノンフィクション。
「昭和のチャンプたこ八郎物語」は、笹倉明の作品。あのコメディアンたこ八郎さんは、団鬼六と一緒に生活していたので、紹介された。この人の人生もかなり波乱万丈で、フィクションものより面白そう。