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2009年3月14日 23:03
当事務所では、平成20年分の所得税確定申告が100%電子申告移行後2年目の電子申告の年となりました。
電子申告に移行する時に、事務所内で一番懸念されたことは、
1添付書類は、別途郵送しなくてはならない
2翌年以降納税者には、申告書が送付されない
の二点でした。
1については、通信費というコストの問題より、時間の無駄 2については、予定納税額が判らない という点が心配されました。しかし、実際に電子申告をしてみると意外にも、この心配された二点が逆に電子申告のメリットとなりました。
1については、確かに添付書類は郵送するのですが、申告書自体が電子で先に送信が終わっています。従って添付書類は、『申告書等送信票(兼送付書)』とホッチキス止めするだけで済みます。以前のように申告書の所定の場所に添付する必要がなく簡単です。またがさばらないので通信費も節約になります。当然のことですが、税務署に持参しませんから時間は大幅に削減されます。
2については、ほとんどの納税者が予定納税通知を提示します。不明な場合でもe-Taxの受信ボックスから情報は入手可能なのでなんの問題もありませんでした。事務所内に税務署から送付されたお客様の申告書が存在しないということは、管理する手間も場所も不要なうえ、毎年ゴミ箱に直送されるパンフレットの処分も必要ないので、確定申告期間中事務所内が整然として気持ち良い環境で仕事に集中できます。
電子申告はパソコンだけではなくICカードやリーダライター等のハード面での準備の他、e-Taxソフトやベンダーソフトというソフト面での準備もあり、大変なのは事実です。しかし、5,000円の税額控除という納税者が受けるメリット以上に、会計事務所にはメリットは大きいです。行政コストの削減に貢献できて、更に紙の無駄が無くなりエコにもやさしい電子申告は、積極的に取り組むべぎでしょう。
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