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2009年5月21日 17:54
5月になると市役所から固定資産税の納税通知書が送付されてきます。固定資産税の課税は1月1日現在の所有者に対して課税されます。これは、登記の有無は無関係です。
未登記の物件について所有者が変更になった場合には、「家屋補充台帳登録名義人変更届」なる書類を提出しないと、旧所有者宛に納税通知は送付されてしまいます。
また登記してある土地、建物でも結構誤った所有者名で、固定資産税の納税通知書が送付されてしまうことがあります。
これは、よく「法務局の登記データは自動的に市役所に流れる。」と言われますが、実際には人的に手入力をしています。従って、処理件数が膨大なので当然誤謬が発生します。
本年は、相続登記済みの家屋が、亡くなった人の名前で送付されてきました。市役所に確認したところ、法務局で名義が変わってませんとの回答。そこで、謄本を取り寄せると名義はちゃんと変更済み。市役所の間違えと認めるも、謄本を取り寄せた費用の請求をしたら、そんな制度は無いの一点張り・・・。
数年前には、売却済みの土地、建物の固定資産税の納税通知書が都内の某区役所送付され、納税者は内容を確認せず納税してしまいました。事務所から区役所に指摘したら、納税者から預かった納付済みの領収書を郵送でなく、直接取りに来たいとのこと。
私が事務所に不在の時に取りにきたらしいのですが、職員の報告では二人で来たとのこと。都内から往復3時間以上かけて、大人二人で来るとは・・・。
どうも、役所の感覚は私には理解ができないことが多いです。
土地、建物の所有者が移動した年は、固定資産税の納税通知書は、よく見たほうがいいと思います。結構間違えありますから・・・・。
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