
2009年12月
<時々日記>
近所の人気者のトナカイさん(経済社会一般)
新宿や渋谷の大都会に行くと、この時期はあちらこちらでクリスマスのイルミネーションを目にします。 住宅街でも、一般家庭が工夫を凝らしたイルミネーションを見かけます。ご近所さんが競ってイルミネーションをする場所もあるみたいです。
私の自宅周辺では、あまり手の込んだイルミネーションがないようですが、お気に入りが幾つか・・・。
ひとつは、階段と坂の上にある家が飾るイルミネーション。階段の下から見上げる感じがお気に入り。
そして、もう一つは、今年限りと推測する伐採した木とその葉を利用したトナカイ(?)。
夜にキラキラ光る訳ではないけど、表情そしてその存在自体に暖かい温もりを感じます。
近所の小さな子供たちも立ち止まり珍しそうに近寄る、人気者です。
大人の私でも帰宅時にこのトナカイにあう度、心が和みます・・・。
2009/12/18 ky
裕福な資産家の常識・・・?(税金)
12月になり、税務調査も一段落ではないでしょうか。9月、10月そして11月は、税務署OBから聞いた話では、税務調査の金メダルの時期なのだそうです。当事務所も法人調査3件、所得税調査1件、相続税調査1件と、まあまあ立ち会いに忙しい日々でした。
親族間における貸付金と贈与についての顧客への指導については、税理士なら誰しも神経質になります。税務調査で贈与非該当と答弁するには、最低限次の指導はします。
1 会計処理が貸付金となっている。
2 契約書が作成され形式を整える。
3 返済期間、金利を定めている。
4 返済可能な貸付なのか。
さて、今回の鳩山首相の資産管理会社の六幸商会からの提供資金のうち、実母からの9億円はどうなのでしょうか?
新聞の報道を読む限りは、1から4の全てが満たされてないように推測します。税務調査ならば、アウトです。
親族に対する税務処理で、私が判断の基準とするのは「第三者に対しても同じ経済行為をするのか否か。」です。今回の件は、最初から返済を前提としていない資金提供ですから、貸付金だとはとても主張できません。
前回の株譲渡の申告漏れといい、あの「答弁」といい、さらに今回の問題といい、裕福な資産家の感覚で、今の日本のリーダーが務まるのでしょうか・・・・
2009/12/01 ky