
2011年11月
<ブレイク>
ギター紹介#9・・・ラリヴィーOMV-10(音楽)
今回紹介するギターは、9月に購入した新入りです。
以前に話題になった支部長会出席の都度支給される2000円札を自分へのご褒美の購入資金として任期2年間収集してました。
結局2000円札は、このギターになったのですが、資金はおおきく不足する結果となりました。支部長をあともう4年間務めなくては、充分ではなかった・・・。
ラリヴィーのFrendship Anniversaryモデルで、OMV-10です。異なるボディスタイルの4モデル各25本、計100本の限定モデルです。
ラリヴィーの40周年と輸入代理店神田商会の60周年のコラボの限定で2007年に販売されたものだそうです。
販売時の設定価格が高すぎたのか、ネットでも新品が有るようです。私は、千駄ヶ谷での会合の後、徒歩で新宿まで行き新星堂にて試奏してみてその音といかにも高そうな外見が気に入って、即購入しました。あと、正直値引率も魅力的でした。
写真上のヘッドのインレイ・デザインは今回特別デザインされたものです。
フレットボードとブリッジの両脇に、美しい装飾のインレイが入っています。
しかし、素晴らしいのは美しい装飾ではなく、使われてる材から醸し出される音色です。
トップは、レッドスプルース(アディロンダッグ)という北米東部の材で、マーチンのヴィンテージに使用されることでも有名です。近年は非常に希少な木材です。
そして、バックとサイドは入手困難なハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)に音的に近い特質をもつアフリカの材のマダガスカル・ローズウッドです。
サイドとバックは、下の写真のような感じです。
今週末のギター合宿軽井沢では、この新入りラリヴィーを持参しました。
土曜日は一日中「ドチャブリ」の絶好のギター練習日和。
嬉しいかな、悲しいかな一日中弾くことなりました。
手元に来てまだ二ヶ月ですから、まだまだ激鳴りではありませんが、響きは清楚できめ細かな感覚です。一弦、二弦の高音の響きは、キーボード楽器のようです。
低音は、マダガスカルのお陰で既にしっかり響いてくれます。コードをかき鳴らすよりフィンガーピッキングに向いてます。
今年の年末は、楽しみなギター三昧の日々になりそうです・・・。
2011/11/21 KY
※過去のギター紹介ブログ
#1 ギブソンLG-1 2009年6月
#2 エアーズCSR 2009年 8月
#3 エピフォン・ZENITH 2009年 10月
#4 マーチンOO-18V 2010年 4月
#5 LMG 2010年 9月
#6 マーチンLMX 2010年11月
#7 ギブソンJ50 2011年4月
#8 J.K Chaki 2011年8月
錦織選手にみるフォアのグリップ(スポーツ)
昨日8日にパリで開催された男子プロテニスのマスターズ大会で、期待の錦織選手は一回戦敗退という残念な結果となりました。
しかし前週のスイス室内では、世界ナンバーワンを破って見事準優勝して、ランキングは日本人として過去最高の24位です。
長年テニスをプレイしている自分にとっても、たいへん喜ばしいことです。
約25年前に私がテニスに興味を持ったマッケンロー時代のテニスと今のテニスは大きく変わりました。
最も変化したショットは、ストロークしょう。しかも、それはバックハンドよりフォアハンドに顕著です。
バックハンドは両手打ちが主流ですが、当時でもコナーズやボルグなど両手打ちの選手は沢山いました。
しかし、フォアハンドストロークは全く別物になりました。
それは錦織選手に見る最近の若い選手の厚く握グリップによります。
なんだろ、超ウェスタンとでも言うのか?
私がテニスを習い始めた頃は、ストロークは、ラケット面にボールを「乗せて運ぶ」と教わりました。
グリップはイースタンが基本で、スタンスはクローズなので、フォアなら打点はオヘソの前でした。
そして、ボールを運ぶ感覚が強いので体重移動は、右利きプレーヤーなら後ろ右足から前の左足になります。
グリップの握りが変わることにより、打点や体重移動が変化しスイング起動も変わりました。
グリップが厚くなればなるほど、打点は前になります。
なぜなら体に近くてはラケット面は下向きのままで、ボールとのインパクト時にラケット面が垂直にならないからです。
また体重移動は明らかに以前の後ろから前の要素はなくなり、後ろ右足を軸に下から上の運動と回転運動を使ってボールにコンタクトします
そしてボールスピードを上げるには、インパクトまでラケット面の運動量を最大にします。
つまりおもっきり「ひっぱたく」みたいな感じです。
さらに、インパクトは既に前なのでスウィング起動は、おのずとワイパーになるのです。
現在私が通うテニススクールの子供達の写真。
全ての子供が、フォアは超ウェスタン。
思いっきりひっぱたき振り抜きます。
私はこの半年間、スクールに通ってフォアハンドストロークの改善をしてます。
超ウェスタンは無理にしてもウェスタンで悪戦苦闘中。
厚い握りにはだいぶなれましたが、まだボールへの入り方や右足を軸とした回転運動が習得できない。
一度体に染み付いたクセは、この年齢になると矯正するのが大変だと実感。
錦織選手が生れる前からだからな~・・・。
2010/11/09 KY
沖縄#4・・・・泡盛と酒器(お酒)
沖縄最後のネタは、やはりお酒がらみでした。
沖縄滞在中は、ライブハウスや居酒屋で泡盛を飲んでました。
おもにクースを中心に。
そして、空港のお土産売り場で購入したのはこの2本。
久米仙の12年古酒。
初日のライブハウスで飲んだものです。
その時は、千年のなんとかという古酒も飲みましたが、こちらのほうが私好みに合いました。
35度の泡盛です。
1992年の泡盛鑑評会県知事賞受賞だそうです。
いっぽうこちらは、那覇空港限定の焼酎「大琉球国」。
ラベルや箱の外観は紹興酒のようです。こちらもやはり35度の泡盛。
どちらも試飲しましたが、こちらのほうが美味しかった。
沖縄最終日に国際通りからさほど離れていない那覇市壺屋に立ち寄りました。
壺屋は美里村の知花焼、首里の宝口焼、那覇の湧田窯の三ヶ所の窯場を一ヶ所に統合したそうです。
朝一番だったので、人通りがなく開店前のお店も沢山ありました。
そんな中で私が選択したのは、小橋川清次のお店。
店内には私以外はいなかったためか、店主のおばあさんが、親切丁寧に沖縄の焼物の説明をしてくれました。
壺屋焼きは「荒焼」と「上焼」の二種があるらしい。前者は、無釉で味噌壺、酒壺、水がめなどの大物が多い。後者は、赤土の胎土に白土の化粧がけをして釉薬を掛ける手法で茶器、酒器が作られた。
今回は、以前から欲しいと思っていたカラカラを購入ました。
独特の藍色と魚の描写の手の込みようが気に入りました。
泡盛だけでなくマイブームの八丈の焼酎もこの酒器でちびちび飲むと、酒量が増えなくていいのも私向きかな。
2011/11/01 ky