
2011年8月
<ブレイク>
八丈の島焼酎にはまってみる・・・磯崎酒造(お酒)
この夏に私が足しげく通っている呑み屋さんは、阿佐ヶ谷にて35年以上続いている焼酎専門のお店。現在は女将さんが一人で切り盛りしているカウンター席だけの小さなお店。
お客さんはほとんどが何十年間も通い続ける常連さんばかり。しかも一人客が多い。
このお店で最初に出していただいたのが、八丈島の焼酎でした。
八丈島の酒造所は5箇所らしいですが、最近閉蔵してしまった磯崎酒造さんの焼酎を買い集めました。
写真左は、自宅玄関の酒棚。一列目と二列目が、磯崎酒造さんの焼酎。
本来この場所は、シングルモルトを置いていたのだが、島焼酎が占領しはじめている。
「黄八丈」麦焼酎。アルコール度数25%。
伊豆諸島の焼酎の特徴は、米麹ではなく麦麹を使うことです。これも黄麦麹で、もちろんん常圧蒸留。
お酒自体としてはさっぱりとしていて個性に欠けるので食中酒として最適だと思います。
「磯娘」芋焼酎。アルコール度数25%。
伊豆諸島の焼酎は麦が多いのですが、こちらは芋です。
麦黒麹なので、普通の芋焼酎よりクセがあるので好みは別れるかも。
泡盛のようなチープな透明瓶が、夏のこの時期にバッチリ合ってチャーミング。
「磯むすめ」芋麦ブレンド焼酎。アルコール度数25%。
お店で最初に飲んだのがこの焼酎。
芋と麦のブレンドなんて、飲んだことなかった。
個人的には、この三本の中では一番お勧めです。
鹿児島の芋焼酎とは違って、とてもすっきり爽やかな味わいで、酒の肴とちびりちびりやりたい。
「黄八丈」と「磯娘」は、なんとかネットで入手できましたが、私が最後の在庫を買い占めたので今はほとんど手に入らないと思います。
何件かのネットショップからは、注文後に「在庫ありませんでした。」のお詫びのメールを貰いました。
そして、お気に入りの「磯むすめ」は、さらにそれ以上にネットでは入手困難。
私は、中野「マチダヤ」という焼酎・日本酒専門店に出向いてやっと2本だけ入手。 その後、鷺宮の専門店に在庫有るようなので数本購入しました。
さすがに専門店なので閉蔵していることを知っていましたが、価格の高騰はなく720mlで500円近くもネットよりも安いのでした。
蒸留酒なので経年劣化はしないので、大切に飲んで行きたいなぁ~・・・。
2011/08/23 ky
驚きの指先矯正・・・ギターも上手に??(音楽)
皆さんの手の指は、まっすぐでしょうか?
私の場合、人差し指は左右両方が第二関節から先がねじれています。
そして、右手の小指も外側方向にねじれています。
若い頃に幾度もスポーツで突き指をしてますから、いびつなのは仕方がないと思ってました。
日常生活に支障もないし・・・。
ところがここ数年ギターを弾くようになってからは、左手の人差し指のねじれはきわめて不都合です。
ギターの弾き始めは、まゆをしかめる程痛いのです。
弾き続けていると痛みは薄れます。
セーハや6弦・5弦を押さえるにはどこの関節も曲げないので問題なし。
しかし、高音の1弦・2弦を押さえるのは、痛みを伴います。
先日、腰痛防止で4年間以上体の歪みを矯正してもらっている整体師の先生と「腰以外に痛い処はないのか?」との会話になり。
ここ2年くらい、左手の人差し指の関節がとても痛いと告げました。
先生曰く「突き指で曲がってるけど、一度の矯正で治る。」とのこと。
施術前は、写真(施術の後の指なのでイメージ)のように、第一関節が曲がらず指の腹が指の第三関節にピタッと着きません。
信じがたいのですが、施術後はちゃんとピッタリ腹が着きます。
しかも曲げた時に痛みが生じないのです。
驚きました。
もっと早くに相談をすればよかった。
これでギターがもっと上手く弾けるようになると保証はないが、痛みなしで弾けることだけでもうれしい。
ちなみに突き指をした時に指を引っ張る行為は、「百害あって一利なし。」なのだそうだ。
2011/08/18 ky
ヒグマ小説いろいろ(読書)
お盆の時期になると福島での渓流釣りでツキノワグマに遭遇したことを思い出します。
今夏は、たまたまクマの小説を3冊読みました。
クマといっても、ツキノワグマではなくヒグマです。
きっかけとなった最初の一冊は、「ファントム・ピークス」。
著者は北林一光氏。2005年に45才という若さで癌にて他界。世に出た作品は、この一作品だけのようです。
書店でこの本を手にとったのは、カバーの絵に描かれていた葉がアンリルソーが描くそれと雰囲気が似ていたからでした。
そして他界した作者の友人たちの手によって07年に単行本化されたとのことにも興味を持ちました。
ヒグマのパニック物とは知らず、初めのうちはサスペンス物と思って読んでいました。
ちょっと鳥肌がたつような描写もありますが、娯楽小説として読めます。
ネタ本は、吉村昭氏の「熊嵐」だとネットに書く人もいますが、全くの別物です。
次に読んだのがその吉村昭氏の「熊嵐」でした。
大正4年、北海道で起きた世界獣害史上最大の惨事といわれる苫前三毛別事件を題材にしたノンフィクション小説です。
さすが吉村昭氏のノンフィクションは、緻密に調べられた上での小説なので、「事実は小説より・・・」です。
そして最後に読んだのは増田俊也氏の「シャトゥーン ヒグマの森」です。
ミステリー系の優秀賞受賞となってますが、まったくミステリーの要素はありません。グロテスクものでしょうか・・・。
途中で読むのを辞めようかと思うほど、心地良くないしストリー展開も見え見え。
主人公のモチーフが私が好きなTBSラジオの「キラキラ」の小島慶子さんだというウワサですが、それでも好きにはなれない小説です。
獲物への執着、特に人間の女性を好むとかヒグマの習性は、3冊の本を読んでよく理解できました。
音で人間の存在を知らしめるというツキノワグマには通用する対策も食害のあるヒグマには、かえって逆効果なのですね~。
ネットでヒグマによる食害事故のページをみると、一般人の被害者のほとんどが山菜採りか渓流釣りになっています。機会があっても北海道では絶対に渓流釣りは、しないことにしました。
2011/08/11 ky
ギター紹介#8・・・J.K Chaki(音楽)
先月の7月19日に個性派俳優の原田芳雄さんがお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈り致します。
さて、内田勘太郎ファンなら、これでチャキはどうなるのだろうと気にかけたの人が多いのではないだろうか。
数年前バーで飲んでいるときに、内田勘太郎さんが原田芳雄さんに「譲った」という話は有名です。
正確には「譲った」ではなく「預けた」とも推測されます。
なぜなら、勘太郎さんは「チャキは今、芳雄さんのところにある。」という表現を某雑誌でしていました。
告別式の祭壇にギターが飾られていましたが、チャキではなくフラットトップの別のギターでした。
勘太郎さんの手元に戻ればいいなー、と感じているのは私だけではないと思う・・・。
さて、そんなこともあって又ホームページのトップ写真の入替えの際にアップしました私のチャキを
紹介します。
購入したの2008年の12月です。トップのロゴは「J.K Chaki」となっています。
これは、京都の本家チャキを出た健一氏が北海道で製作したものです。
Jは本家創業者の父純啓氏、Kは本人の名前とのことです。
モデル名の記載は無く、カスタム品です。
トップはスプルース、バックはメイプルでもちろん単板。指板は本黒檀。
音はまだまだ弾き込んでないので鳴ってる程ではありませんが、もともとボディが胴厚で大きいのでそこそこの音量です。まあでも硬い音色です。
「Chaki Sings」から4曲マスターしたので、なるべくこのチャキで弾きたいのですが、自宅で弾くには大きすぎて取り回しがすこぶる悪い。
結果としてありま弾かなくなってしまう・・・。
所有ギターのうちで、「弾かない頻度」1位か2位です。
先週の一人合宿では、広々とした空間ということであえてこのチャキを持ち込みました。
しかし1時間弾くのが限界でした。小柄な私の体系では、扱い切れないのが再認識されてしまいました。それでも手放す気にはなれない不思議な魅力のあるギターです。
希少価値があるからというのも手放せない理由のひとつかも・・・・・。
2011/08/05 ky